2006-09-29

ユリイカ

ユリイカ10月号が吉田健一の特集, 9月増刊がタルホの特集, 現代思想の10月号が脳科学の特集. 青土社の本を一度に3冊も購うなんてあまり品のいいことではないけれど, しようがない.

吉田健一のお父さんは大磯に住んでいたけれど, 吉田健一本人は大磯に住んだことはないのではないだろうか. まぁそれはしようがない. 村上春樹の本だからといって買ったりしないもの.

なんで今頃タルホの特集なんだろうか. そもそも最近の若い人にとってタルホってどういう存在なんだろうか, と思ってつい買ってしまった. 見たことも会ったこともない, あんな人の本をいったい買う気持ちになるものだろうか? しようがない.

現代思想も年に一回くらいはこういう特集をして本を買わせようという算段だろう. それはわかっているんだけどしようがない.