2008-12-03

風の旅人

ユーラシア旅行社という旅行会社が出す, 「風の旅人」という大判のグラフィクス/写真誌がある. 創刊して 5 年以上になるのか. 記憶に依れば, その頃はネイチャー・フォトとかいわゆる旅写真っぽいのが多くて立ち読みだけで済ましてきたのだけど, ここ 1~2 年くらいとても重い, 骨のある写真が増えてきた.

例えばここ2号は続けて森永純を載せている.

それでしばらく前から定期購読することにした. こういう媒体にとって定期購読はかなり支える力になりうるから.

ところが, 次号から隔月刊を年 3 回刊にするという. 頑張って欲しいと思う.

2008-02-24

2008.2.18 ~ 24

月曜日

名古屋で, 久しぶりにオブジェクト・ファクトリの合木さんに合う. 相変わらず面白そうなこと企んでますね. Grailsで共闘できるところは共闘しましょう.

で, 合木さんと一緒にニューキャスト社へ. 今までいろいろ話は聞いてたけど, うーん, Grailsですごい面白いもの作ってるなぁ. 「顧客に言われたもの」だけ, できると分かった技術組み合わせているだけではこうはならないわけだ.

皆さん, これからもよろしく. 僕もモノ作りしたいのだけどなぁ...

ウニタ書店は昔のままだ. レジの場所が変わって, 党派の機関誌紙はだいぶなくなっていた. 中古レコードのピーカンファッジは造作は変わったけど, あやうく帰りの荷物を大いに増やすところ, 何とか思いとどまった.

火曜日

昔は小汚い大衆食堂だった矢場とん (名古屋名物味噌カツの店) が, 今ややけに小洒落た店をデパートや地下街に展開して... しかも高い! (ちょっとした定食が1,000円以上ですよ)

昼はソフトウェア・シンポジウム2008モデリングWGのプリ・ワークショップ. 少人数でしたが, それなりに面白い議論に. これからの募集や内容について一定の結論を出す. 関係者の皆さんにはこれからご案内しますので, ぜひご参加下さい. 6月25日 ~ 27日香川です!

夜はSRAの石川さん, タオベアズの東田さんと, 中区役所裏辺りの杉むらへ. いい店で, 楽しい時間でしたっ.

水曜日

大須をうろうろ

2008.2.11 ~ 17

火曜日

藤沢で用件など.

木曜日

Ploneの (zodbではなくページ単位の) バックアップを簡単に取る方法はないものか... curlでは再帰的な取得はできない? wgetはダメだったなぁ.

土曜日

ASCIIムックの取材で浅井さんに大磯まで来てもらう.

「マネジメント」「プロジェクト」というのがドラッカー的概念のキーワードだったわけだが, ソフトウェア開発はもうすでに違う段階に入りつつある (入らざるを得ない) と思われる. いや, ソフトウェア開発だけではない. 「合意形成過程」「ネットワーク・コミュニティ」. 背景になるのはネグリ, グレーバー, シュタイナ, ボイスなどのプラクティカル・アナキスム. 共同体の再設計だ.

「Ray」よくできた映画だなぁ.

うちの13才になる娘にとっては「20世紀」というのはすごく古い時代のように思えるのだそうだ. 僕にとって「すごく古い時代」は明治及びそれ以前のことで, 江戸川乱歩などを読みまくっていたお陰で (13才頃でも) 戦前期はもっと身近に思えたものだ. というか, 1920~30年代 (自分が生まれる30~40年前だ) が懐かしくてしようがないのだが...

2008-02-11

2008.2.4 ~ 10

月曜日

j-net21に連載している, SaaSの記事, 全10回分を書き終わる. たいていは開発者視点から書く記事が多いのだが, 今回はユーザ視点からの記事になる. 言葉遣いもだいぶ変えているつもり.

今のところ, 前半5回分が掲載されているけど, 実は前半にはSaaSは一言も出てこない:-) SMB (中小企業) がITを調達するとはどういうことか, っていうのが前半. SaaSを含めたいろいろな調達方法を較べるのが後半. 2月中には掲載されるんじゃないかな.

で, ついでにいろいろ調べているんだけど, 日本ではSaaSって言ってもなぁ, というサービスも多い. feedpath zebraって単なるメイル・ホスト・サービスじゃん(safari3で使えないし, 高いし). 肝心のZCS (Zimbra Collaboration Service) は「別途ご相談」なのね. ウーム. こういうのがちゃんとオンラインで買えないとなぁ. お客さんにはお勧めできないかなぁ (自分で動かそうと思っちゃう).

SaaSが広がれば, カスタム開発 (受託開発) のマーケットはどんどん縮小するだろうけれど, 逆にその価値は高まることになる. そのマーケットに残っていられるかどうかが, 勝負どころだろう.

火曜日

昨日原稿を書き上げたので, 今日はちょっとゆっくり. 連れ合いと犬と一緒に泡垂山から高麗山を回って, セラ・ベンで昼食.

水曜日

そろそろGrails/Groovyもオープン・ソース・カンファレンス参戦か. まずは今月末のTokyo/Springを視察に行こう.

木曜日

こないだ, 店頭でiTouchに触ってから, 忘れられない... いかん. iPhone/iTouchのSDKが公開されたら, 買う??

さてそろそろ今度はGrails本の原稿を書き始めないと...

金曜日

久しぶりにGrailsプログラミングに戻る. 1.0になってからは始めて触る. ふーん, 全体的にはだいぶ安定した感じになっている (いくつか穴はまだ開いているみたいだけど. 知らずに踏むと落ちる).

午後から焚き火.

土曜日

ローランドから新しい電子チェンバロが出るらしい. 30万円くらいだって. 今までのモデルに較べるとだいぶまともな楽器になっているとのこと. どうだろ. 音律をスイッチひとつで変えられるのはいいなぁ.

日曜日

今Grailsで作っているサービス (いやもう半年くらいあーだこーだやってますよ, ぜんぜん進まないけど) で, 「イベント」とか「参加」とかって, 本当はドメインの一部ではなく, アスペクトだなと. ドメインの構造と直交している. Grailsは実はアスペクトの固まりみたいなもので (例えば永続化, ロギング, ...) アスペクトごとにプラグインがあると思えばいいわけだ. するとGrailsなら「イベント」みたいなアスペクトもプラグインを書けばいい.

と, ここまで考えたところで, すでにあるアスペクト的なプラグインを調べるために, SearchableとかTaggableを見てみる. なるほど, なるほど. やっぱり, 思っていたとおりの実装だ.

と, もう一歩進んで考えてみると, 最近読んでた"Model-Driven Design Using Business Patterns"の振る舞いパタンはみんなアスペクトなんだな. これはGrailsでの実装にはぴったり. 構造パタンのResource, Event, Agentをどうすればいい?

2008-02-04

2008.1.28 ~ 2.3

月曜日

2/26に大井浩明のピアノフォルテがある. 最近のblogの記事が消去されていたので心配していたが. 行けるだろうか.

今日の圏論勉強会は横浜BankART1929 NYKで. 横浜馬車道から近い, 日本郵船会社の旧倉庫に作られたスペース. 一室を無料で借りる. 横浜は意外と奥深いということをくまさんやましろさんのお陰で知らされている. ちなみに1929年は日本にツェッペリン伯爵号がやってきた年である.

夜は飲みに行かず, grails code readingの7回目. 今日は自分がリーダでgrailsのビュー周りを読む. ちょっと人は少なく (特にgina本翻訳メンバは少なく), その代わりに新しい参加者もいて嬉しい. 資料はこちらから. 次回は2/27, いつもの場所と時間で. 奥村さんをリーダにモデル周りを読みます. よろしく.

MacBookがもうすぐ買ってから一年になるので, 念のためにAppleCareに入る. 今までのところ, デスクトップは問題なかったけど, ノートは入っておいて損はない...

火曜日

エルゴソフトがEGWordなどのパッケージ事業から撤退. 連れ合いが入社して最初に担当したのが, エルゴソフトから依頼されたかな漢字変換エンジンだった. 会社には (まだMac自身はMacの開発環境を持っていなかったので) Lisaが置かれていたのを覚えている. 月日は過ぎる. でも自分が関わった製品が二十数年間現役であったのはむしろ喜ばしいことではないのか?

Software Process Dynamics」Madachy, 発注して5年ぶりに届く...

Pithoprakta; Eonta」クセナキス, 届く. こちらのピアノは高橋悠治. 1965年という古い録音だ.

ラピスラズリ」山尾悠子, 届く. 「夢の棲む街」がどこかにあるはずなのだが, 見つからなくて (理由になってない).

それいゆ」flex life. 07年8月の大磯エピナールでのライブに飛び入り参加したのを聴いて以来感心して, 旧譜を聴いているのだけれど, 今までのベストは「それいゆ」ではなく「Flower」「japonica」だな. 言葉やジャケットのセンスはどれも悪くないけど. どんどんよくなっているということ. そろそろ新譜を待ちたい.

水曜日

SS2008関係の雑事, j-net21の記事執筆.

夕方からC社. 「価値」は自分たちの中に埋もれている.

自己創出する生命」中村桂子. ちょっと古いけど, とてもよくまとまっている. まだ途中だけど, 重要な本になりそうだ.

複雑系経済学入門」塩沢由典. これも同様.

木曜日

恋々風塵」ノスタルジだけではない, 何かがこの頃の侯孝賢にはあったと思う. それは何だろうか. 小津とはまったく違う何かが.

モーター・サイクル・ダイアリーズ」佳作.

世の終わりのための四重奏曲」メシアン, 「トゥーランガリラ交響曲」メシアン, 「プレイヤード」クセナキス, 「アナーキスト人類学のための断章」グレーバー, 届く. クラシックとしての前衛だ. 国内でも旧録音の意外と廉価版が出ている. トゥーランガリラ交響曲はオンドマルトノをフィーチャした曲である.

前にも書いたけど, シュタイナ的な何か, とか, アナキスム的な何か, はこれから理念としてではなく, 世俗的現実的な問題解決手法として脚光を浴びるような気がする. そこまでせっぱ詰まっている.

金曜日

生命の星・地球博物館で「日本最後の秘境南硫黄島」展. タイトルはいまいちだが:-), 内容は最近NHKでも放映された, 南硫黄島への学術調査の全貌. なんて面白いことか. 調査隊に生命の星・地球博物館の学芸員である刈部さんが参加していることもあってか, 展示自体が生っぽく, おもしろおかしくかなしい.

生命の星・地球博物館にはよく行くけど, よい博物館だと思う.

「私たちのすることはシステム開発ではありません. 御社のビジネスのエミュレータを作ることです. その副作用としてシステムができあがります. このエミュレータはシステム自体よりも長い寿命をもち, 動き続け, 御社のビジネス価値に寄与し続けます」

久しぶりに「有限の数学」森毅 (1971), 「層・圏・トポス」竹内外史 (1978) を読み返してみる.

music & me」原田知世. もしかしたら傑作かもしれない...

土曜日

最近またうちのサイトを替えたくて (Ploneはもういいかな), XWikiなども試しているのだがいまいちか... スクリプティングにgroovyが使えるというのだが, うーん, ださくないか?

j-net21の記事執筆. 基本的には中小企業に対してSaaSがどういう意味を持つか, という全10回連載なのだが, 大いに勉強になっている. SaaSは面白いし, どう実装するかと考えるとわくわくするが, これが決定打ではない. その先がある.

うちではここ2年ほど, ゼロックスのソリッド・インク式のPostscriptプリンタ Phaser8550DPを使っているのだが, そろそろインクがないと言ってきている. だいたい年に一回補充 (黒を6個, それ以外の3色を3個, 3万円強) する感じかな. ソリッド・インク式のプリンタは今や製造販売されていないけれど, インクがクレヨンの固まりみたいなやつ (直接手で持てる!) なのだ. 廃棄物ゼロ. この価格で速いし, Postscriptだし, トラブルも少なく, なかなかいいプリンタだと思うのだが, 売れないのだろうか...

日曜日

j-net21の記事執筆. 雪. 豆まき. 巻き寿司.

2008-01-27

2008.1.21 ~ 27

月曜日

細かい仕事.

複雑系の経済学」ブライアン・アーサー他. 前半のアーサーの話はなるほど, とは思う. けど収穫逓増とかは, 複雑系を使った場合のひとつのインスタンスに過ぎないでしょ. 複雑系の適用自体が知りたかったのだが. 後半はダメダメ.

今やMulticsもオープン・ソースなのだそうだ.

アマゾンでも扱っていないし, 出版元に頼んでいた「川合健二マニュアル」届く. 川合健二もセルフ・ビルドの系譜に連なる (重要な) ひとり. しかし, この版元である編集出版組織体アセテートも面白いところだなぁ (基本的には大学の研究室のようだ) と.

火曜日

ビジネスパターンによるモデル駆動設計」Hrudy他を再読. ビジネス・システムを資源, イベント, エージェントをプリミティブとするパタンで組み立てようという話で, (マイクロソフトが絡んでいるのが気にくわないけど:-) 大変クレバー. 同じような話に, アナパタ, Eric EvansのDDD (ドメイン駆動開発), クリス・マーシャルのエンタプライズ・モデルなどがあって, どれも甲乙付けがたいが, 問題はこれらをどうプロセス化し, 実現まで持っていくかだな.

童年往事

綺想迷画大全」中野美代子, 「ふしぎな生きものカビ・キノコ」ニコラス・マネー. こういう本があったら買わざるを得ないのである. ちょっとケチをして買わないでおけば, ああ, とてももったいないことをしたとその日のうちから後悔することが目に見えているから.

脱DNA宣言―新しい生命観へ向けて」武村政春. こっちはさほど後悔はしないと思うけど:-) とりあえず最近のRNAの動向が気になったので, やっぱり買わざるを得ない...

水曜日

(東京では) 雪の中, SS2008のプログラム委員会で茗荷谷の筑波大学大塚校舎へ.

塚本邦雄歌集」思潮社の現代詩文庫はついに, 短歌俳句を出さざるを得なくなったのか. 現代詩も最近は「続」「続続」とかそんなんばっかりだったから.

木曜日

一研究会. なぜか迷子になる... zeamについて話す. zeamとは, 仮想的な生命体で, ソフトウェア開発チームに似ている. これもちょっとまとめないとなぁ...

脱DNA宣言」武村政春. この本自身は軽い本だが, 内容は納得のできるものだ. DNAは単なるプログラム・コードの入ったファイル (.class) にすぎない, DNAだけでは生命は生きない. 当たり前の話だ. RNAがインタプリタ (もちろん自分自身はDNAにコーディングされている) であり, メタDNAである. RNAがDNAの「修復」もするということは, 何が「正しい」かをRNAは知っているということか...?

Erikhthon; Ata; Akrata; Krinodi」クセナキス, ピアノは大井浩明. 「Complete Works of Edgard Varese, Vol. 1」ヴァーレーズ. これがelレーベルから出るとは...

金曜日

細かい仕事をいろいろと.

土曜日

1/28のgrails code readingで読む, grailsのView周りのコードの準備.

日曜日

茅ヶ崎へふらふらと.

初期PowerMac G5 (1.8GHz single) のメモリを1.5GBから3.5GBに増やす. うーん, CPUがサチることが明らかに減った. 2万円弱の投資としては効果的であった. CPUのクロックとメイン・メモリ量はだいたい同じくらいがちょうどいい, という (超いい加減な) 経験則が破れ去った一瞬である...

2008-01-21

2008.1.14 ~ 20

月曜日

K案件の提案書書き. 10ページほど.

夜はどんど焼き. 夜7時から, 北浜海岸で, 9基のサエトに火がつけられる. その火で団子を焼いて食う. 大磯は真南に伊豆大島が見えるという位置関係なのだが, 大島からこのサエトバライの火は見えるだろうか? 大島が噴火したときには, こちらからはその火がよく見えたという.

和伊で一杯引っ掛けて帰る. 和伊は北浜海岸から駅の方に上がる途中にある小さな店だけど, おいしいですよ. 釜飯, 焼き鳥が中心だけど, 焼酎, 泡盛もいくらかあって, 腹を満たすと言うよりは, 酒飲みのための店と思った方がいい.

火曜日

2/19に名古屋に行くためにセッティング. ソフトウェア・シンポジウム2008のモデリング・ワークショップの前準備. ついでにニューキャストを訪れて, オブジェクト・ファクトリの合木さんにも久しぶりに会いたい.

おっと, いつの間にかMagicDraw 15が出ている. 2001年のversion 4のときから使い始めて, 毎年数万円のお布施を払い続けてきたけど, まぁその価値はある. これがないと仕事にならないので. 例によって最近は肥大化の傾向にあるけど, ユーザビリティとかなかなかいいところを衝いていると思うので, 許そう.

冬冬の夏休み

水曜日

うちのサーバはMac mini (PowerPC) なんだけど, メモリは1GBしか積んでいないんだよな. smtpとかimapとかhttpdとか動かしているだけならこれで十分だったんだけど, 今はなぜかplone2とplone3が動いていたりして, 重い. でもメモリは増やせない...

木曜日

次回grails code readingのリーダは僕がやる羽目になったので, 読み始める. View周り (GSP, grails tag). JSPなんぞよりはずいぶん洗練されているけど, 「おお, すげー」というほどのところはない. かな. WebのViewテクノロジって, もっと何とかならないものか.

金曜日

気付いたらスウォッチの電池が切れている. スウォッチ (Irony) の電池はユーザが自分で交換しやすいようになっていて, 電池自体も国産のSR936SW (¥180) でいいらしい. 合理的だ.

午後はC社. レビューをして, 更に数ページ書く羽目に.

で, 十分仕事をした後は:-) 平沼橋たもとの角平 (かどへい) で一杯. なかなかうまいし, たたずまいもよろしいですな. 黒龍を少し.

土曜日

これからボイスの社会彫刻やシュタイナーの社会三層化のような考え方が, 本当に必要になってくるような気がする. 政治にも, 経営にも, コミュニティ運営にも. 具体的な, 実践的な意味で. さて, 古い本をまた引っ張り出してくるかね.

最近はしばらく 「Casals Festival at Prades」がかかっている. ¥4,500くらいだったんだけど, 13枚組だ! おもに1950年代のプラード音楽祭のライブで, 音は悪いけど, 心打つものが多い.

ハリー・パーチ. これは僕の求めていたものではなかった.

日曜日

RNAをちょっと調べておかないと. これはメタか?

カメラを落っことす. 運悪くレンズから落ちて, フィルタが粉々になったけど, そのお陰でレンズ自体にはあまり力は加わらなかった模様.

使えるかと思って「ソフトウェア・アーキテクチャ・ドキュメント」を再読. モジュール (論理アーキテクチャ) -> コンポーネント (物理アーキテクチャ) -> 割り当て (マッピング) ということで, 構図としては分かりやすい. しかし, 静的に過ぎるし, これで書いたドキュメントを一読して, 得心がいく, ということにはならない気がする.

アーキテクチャってそういうもんでしょ, という人もいるかもしれないが, このレベルのアーキテクチャで終わっていては先に進めないのではないか. まぁ, 対外的には候補のひとつである.

サーバ (Mac mini) のメモリが足りないという話から, なぜかデスクトップ (G5) のメモリを増やすことに. 2GBで2万円弱ならば, まぁ入れておくか. Leopardは裏でいろいろ動いていたりするし, Tigerよりメモリ食う感じがする.

2008-01-15

2008.1.7 ~13

月曜日

大槻さん主筆のソフトウェア経済学本, 自分の担当分「価値指向アプローチ」の骨組みをようやく組み立てる.

最近, 少しずつgrailsが自分の周りでも浸透しつつある. 各所から「grails, 使ってみようかと思うけど, 本当のところどうよ」と聞かれる. まぁ, せっかくそう思ったんだったらやらない手はないでしょ.

ところで, IPA未踏が来年度はもうないという話も聞くけど. 残念やなぁ. もっともそんな時間がどこにあるんだと.

火曜日

ちょっと必要があって, 10年近く前に流行った複雑系経済学の古本をamazonに大量発注. 安い. トンデモ本も多いとは思うけど, まぁそれも面白いと言うことで...

木星クラブ」くじら. 今唯一のメンバである杉林さんは高校の1年 (2年だっけか) 先輩だったりするわけで. ソロではノイズ音楽の8インチLPとかも出してるけど, 同じく名古屋のピヴィレヌのキオトくんたちと作ったくじらは「ポップ」音楽.

水曜日

e-moblieがしつこくADSLを引け, 費用は一切かからないからと勧めるので引いてみたけど, つながらないじゃん. 局から遠いか? うちは光が来ているから, なんの必要もないわけで, モデムはさっさと元の箱にしまわれたのであった.

それはいいけど, ソフトバンク・モバイルの電波が来ない, ホーム・アンテナを付けたのにまた届かなくなったのにはちょっと困る.

夜はgroovy翻訳の打ち合わせで, 新宿へ. 7時から11時近くまで. 単なるレビューアである僕は別に行くまでもなかったのか? 何はともあれ, 日本語の質は上げよう.

木曜日

e-mobileはライト・プランにしていたのだが, ここのところ軽く上限を突破している... ま, 500円の差なんだけど.

MacOSXのRSSリーダ, NetNews Wireが3.1になるのと同時にタダになってしまった. えー, せっかく買ったのに. こうなるとRSSリポジトリであるNewsGatorのアカウント料を毎年支払うのもあほくさいなぁ (合理性なし). この際 .Macとかが使える別の無料のRSSリーダに乗り換えるか...

1月のgrailsコード・リーディングの案内 (1/29), SS2008モデリング・ワークショップのプレ・ワークショップの案内など.

復刻版「一千一秒物語」イナガキタルホ. いや, まぁ, そんなもん買ってどうすると言われても. ある意味でこれが出発点だったわけで.

金曜日

冬休みも終わって, grails本執筆者の進み具合はいかがかな?

午後は久しぶりのC社. 今年はいろいろありそうだけど, よろしくお願いいたします. たいへんな打ち合わせでした.

で, ついでに大槻さんとソフトウェア経済学本その他まったりと打ち合わせ.

どうも排水管から漏れているらしく, 庭から道路に水が流れている. 困ったなぁ.

土曜日

康本雅子「チビルダ・ミチルダ」(3/14) のチケットが届いたけど, 整理番号はまだ36番. 最前列で見られるかも. 僕にとってのダンスは80年代は田中泯, 90年代は勅使河原三郎だったけど00年代は康本になるか. まずは見に行く.

技評からエンジニア・マインド 8号を献本いただく. 有り難うございました. 大槻さんが「進化論で見るソフトウェア」(タイトルで想像するよりだんぜん面白いですよ) を書いている.

日曜日

本当ならば今日は松田シアターで, おいしい水を飲みながら, 映画を見ていられたはずなのに, えーん, 残念. K案件の提案書書き... みんなごめん.