2006-07-13

深大寺

20 年ほど前に住んでいた, 深大寺植物園正門前のアパートを訪ねる. ついでに昔馴染みの調布駅前の古本屋「円居」へ.

亀山巌装幀の徳間書店版「少年愛の美学」稲垣足穂, 旧装版初版「 ムントゥリャサ通りで」エリアーデ, 「墓地 - 終わりなき死者の旅」中井英夫. 中井英夫はもういいんだけど, 「墓地」にはたまたま先日行った長崎二十六聖人墓地の話もあったので.

それにしてもこれだけの本が締めて ¥3,300. 総じて最近は一部を除けば古本の価格は安く, さだめし古本屋の経営は苦しかろう. 最近は世代も変わりつつあるのか, 1960~70 年代の, 自分がまだ中高生でなかなか買うに買えなかった本たちが古本屋の店頭に目立ち始めているような気もする.