2007-12-03

2007.11.26 ~ 12.2

月曜日

明日の澁谷鮫で話す grails の資料作り. 今回は CIJ の杉浦さん, 笠原さんがぶっ飛んだ話をしてくれそうなので, 僕は当たり前の grails の紹介をすればいいだけ.

Dusty in Memphis/Dusty Springfield」「Music Typewriter/Moreno+2」「Sincerely Hot/Demonico+2」届く. 何か間違っちゃったかなぁ.

火曜日

NetNewsWire という RSS リーダ, いいんですよ.

Latest News というスマート・フォルダには未読記事が入っているんですが, それを一つ一つのアーティクルではなく, 連続したひとつのドキュメントのように読み流せる (真ん中のペイン). で, URL をクリックして, 内蔵ブラウザでページを見ると画面のスナップショットが右のペインに溜まっていく. とりあえずこれで気になるページを溜めておいて, 後でまとめて読めばいいわけです.


nnw.png

で, 必要なものは web archive にして Journler にがしがし放り込んでおく. MacOS の web archive は Web の画面イメージをオブジェクト・ストリームにしたもの. PDF よりは軽く, URLの先がなくなっても再現可能. 商用サイトによくあるアニメーション・バナーはうるさいですけどね.


journler.png

キーワードで指定したスマート・フォルダが作れるので, タグを打たなくてもだいたい話題ごとに勝手に分類してくれるし. ここまでは日常生活で, テーマがまとまってその先に進んできたら DEVONthink とかの出番になる.

Net News Wireはちゃんとお金を払って買えば NewsGator という RSS サーバが使えるので, どこからでも自分の読んでいるフィードにアクセスできる (NetNewsWire だけでなく, 普通の Web ブラウザからでも).

RSS を通じてやってくる情報の洪水と戦うのもツール次第と言うことですわ. でも若干虚しい...

水曜日

Spotlightのインデキシングに失敗して, CPUを食いまくっている. # mdutil -E -a してみる.

第10回澁谷鮫で「grails がやってきて私の耳にそっと囁く」を話す. grails の本質が何か, 分かる人は分かってくれたみたいで嬉しい. 杉浦さん, 笠原さんの話も大受け. 杉浦さんのメタプログラミングの話はもう少しまとめて, 是非別の機会を設けたい. 聴いていただいた皆さん, 有り難うございました.

澁谷鮫が始まるまで恵比寿アトレで本屋をうろうろしていたら, 何冊か買い込んでしまう. 「小説尾形亀之助/正津勉」「クマグスの森」「稲垣足穂の世界」「僕のアルバム/植田正治」. いつもは買わないような本なんだけどなぁ. 特に「僕のアルバム」には少し涙が出る. 「昭和」とか「家族」とかじゃなく, そのスタイルと距離感に. 尾形亀之助も読んだら少しだけため息が出るだろう. 本箱には「色ガラスの街」復刻版がある.

impromptu 面白いかも. MacOSX上のSchemeでスクリプトを書くマルチメディア・オーサリング・ツールとでも言えばいいのか. 西原さんのMMMやMAX/MSPのライバル?

何だか Monpou の自演ピアノ (熊本マリのモンポウとはぜんぜん違う) が沁み入る冬の入り口である.

木曜日

NAXOSのCDが, 1,000円から1,190円になっていて吃驚, というかがっかり (横浜タワレコ). 代理店が変わったというような話を聞いたが... アマゾンでは1,020円.

夜はgrailsコード・リーディング. 今日は山本さんをリーダに, Acegi Pluginを読む. 何だか分かったような気になってくるから不思議だ. 面白かった. 有り難うございました.

Music & Me/原田知世」どこまでも我が道を行く原田さん. でもたった45分くらいなのが残念です. せめて74分とか, 3枚組全200分とか, 10枚組全627分とか聴き続けることができれば, だいぶ飛べると思うのに. かつての桂木文の傑作「ひとりぼっちのコンチェルト LE REVE D'AYA」に近付いているかも...

動きが生命を作る/池上高志」2002年のXP&アジャイルのセミナ (ベックとコーバーンを呼んだやつね) に合原先生に来ていただいたときには, まだ比喩でしかなかったものが, だいぶ具体的になってきたように思う. とは言え, この本はいろんな概念やヒントや実例が丁寧な解説とかなく, そこら中に放り出されているだけなので, もう何回か読まないと...

「小説尾形亀之助」はあまりよくない文章で. 核心を逸れているやうに思はれ.

金曜日

ようやくTime Machineが落ち着いてきた (と信じたい). Time Machine用に調達したバッファローのHD-CSU2 (500GB)は, 「システム環境設定」「省エネルギー」の「可能な場合はハードディスクをスリープさせる」を外しておかないとダメみたいだ...

夜はC社.

増補響きの考古学」藤枝守. 面白い. 素数の張る空間という意味で, 音律の世界はゼータの世界と同じですか? 違いますか. そうですか.

中学生の頃, 鍵盤の数だけオシレータを並べたシンセサイザ(とは言わんやろ...:-)を作ったのだが, このときはどうやって調律したんだっけ... ハリー・パーチを単なる発明好きのおっさんと思っていたのが大間違いだったと言うことをこの本で思い知らされました. 勉強し直します.

土曜日

えっと, 何してたんだっけ...

日曜日

ボーイスカウト大磯第一団 (もっとも大磯には第一団しかない) の恒例バザー.

JTCの「リーンなソフトウェア開発のための基礎講座」資料作り. 講義は12/14です. お申し込みお待ちしております.

ブラジルの「ロック的な」音楽に対する何とも言えない違和感は何だろうか? 「Music Typewriter/Moreno+2」は凄くいいんだけど, 同じ面子でも「Sincerely Hot/Demonico+2」はだめ, ナサォン・ズンビはだめだけど, レニーニ+スザーノはすごく好き, というのは? 「衒い」みたいなものが鼻につくのだろうか?

多すぎる本を寝せて積み重ねるのは簡単だけど, 本棚の然るべき場所に立てて並べるのは大変なんである. だからなんだというのだ. いいではないか.